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ゴルフスクールの集客チラシの作り方

チラシとポスター141点の制作から分かったこと

(最終更新:) / 新田 雄三

千葉県八千代市のゴルフスクール KKGA 様の販促物を、2018年から作り続けています。2019年3月からの集計で、フライヤーとポスターが141点、 YouTubeのサムネイルを含めると223点になります。 支援の全体像は実績ページにまとめました。

その中で分かった、ゴルフスクールという業態に特有のチラシの作り方を書きます。 スクールを運営されている方、個人でレッスンをされている方に向けた内容です。

1. 新規と既存では作り分ける

ゴルフスクールのチラシは、大きく2種類に分かれます。混ぜると、どちらにも刺さらなくなります。

新規向け

体験レッスンや入会キャンペーンの告知。不安を取り除くことが主眼です。 道具がなくても大丈夫か、初めてでも浮かないか。ここに答えていない新規向けチラシは反応が出ません。

既存会員向け

単発のレッスン会やコンペの案内。相手はすでにスクールを知っているので、 「今回は何が違うのか」だけを伝えます。説明が長いほど読まれません。

実際に作ってきた141点を振り返ると、圧倒的に多いのは既存会員向けでした。 スクール経営では、新規獲得より既存会員の稼働を上げるほうが売上に直結しやすいからです。

2. レベルを明示すると反応が変わる

これがゴルフスクール特有の最重要ポイントです。対象レベルを書いていないチラシは、申し込まれません。

ゴルフは実力差が可視化される競技です。参加者は「自分が場違いではないか」を非常に気にします。 上級者は初心者向けの会に行きたがらず、初心者は上級者に混ざるのを恐れます。

実際に使い分けてきた表記

  • スコアで区切る(110切り/100切り/95切り)
  • 経験で区切る(コースデビュー前/初中級/上級者)
  • 属性で区切る(女性限定/親子)

「100切りレッスン」のように目標スコアを見出しに入れるのは、 対象を絞ると同時に、得られる結果も伝わるので効率がいい書き方です。

3. 実際に繰り返し使ってきた企画

8年間で定着した企画の型です。毎回ゼロから考えるのではなく、型を回すほうが続きます。

技術別の単発レッスン会

バンカー、パター、アプローチ、飛距離アップ。苦手分野は人によって違うので、 分けて告知すると「それなら行きたい」が生まれます。

ラウンドレッスン

実際のコースで教わる会。薄暮(夕方)などの時間帯や、女性限定などの条件を付けると参加しやすくなります。

周年記念コンペ

年に一度の看板イベント。スクールの継続年数そのものが信頼の証明になります。告知は早めに始めます。

季節企画

夏休みの親子レッスン、年末年始のプライベートレッスン。 普段は来ない層が動く数少ない機会です。

4. 外してはいけない情報

デザインより優先されます。ここが抜けていると、どれだけ格好よくても申し込みは発生しません。

  • 日時(曜日も必ず入れる。日付だけだと確認の手間が生まれます)
  • 対象レベル
  • 料金(会員価格と一般価格がある場合は両方)
  • 定員と締切(少人数であることは、むしろ価値として伝わります)
  • 申し込み方法(LINEのQRコードが最も動きます)
  • 指導者の名前(誰に教わるかは判断材料になります)

とくに曜日は注意してください。私自身、表紙に手入力した日付の曜日を間違えたことがあります。 印刷前に必ず確認する項目に入れておくべきです。

5. 作り続けるための体制

1枚作るのは誰でもできます。難しいのは8年続けることです。続けるために効いたのは次の3つでした。

① 型を作って中身だけ差し替える

レッスン会の告知は毎回だいたい同じ構造です。型を1つ作れば、次からは日時と内容の差し替えで済みます。

② ファイル名に日付と内容を入れる

「20260830パターレッスン」のように統一しています。 去年の同じ企画をすぐ引っ張り出せるので、制作時間が大きく変わります。

③ 紙とデジタルを同時に用意する

PDFとPNGの両方で書き出しておくと、掲示用とLINE告知用に同じ内容をそのまま使えます。 手間はほぼ変わりません。

6. チラシは外注と内製、どちらが安いか

A4片面フルカラーのチラシデザインを制作会社に頼む場合、私が調べた範囲では相場は1.5万〜5万円でした。 月1回のレッスン会告知を出すだけでも、年間で18万〜60万円になります。

加えてゴルフスクールの場合、直前の予定変更が起きやすいという事情があります。 天候、参加人数、コースの空き。外注していると、この変更ごとに費用と待ち時間が発生します。 「直したいけれど、また頼むのも申し訳ない」と我慢する状況が生まれます。

内製に切り替えると、この判断が消えます。金額の削減より、思いついたときに出せるようになることのほうが、 集客への効果は大きいと感じています。

いまはClaudeとCanva MCPを使い、企画から書き出しまで制作会社に発注せず回しています。 その具体的な手順はこちらの記事にまとめました。

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スクールの販促を、自分たちで回せる形にします

ここに書いた作り分けで、チラシを1枚から制作しています。A4片面フルカラー1枚 15,000円(税込)・最短3営業日。 チラシの型づくりから、Webサイトの構築・運用まで一貫してのご相談も承ります。ゴルフスクールでの8年の実績があります。