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CASE STUDY/ゴルフスクール

ゴルフスクールの販促を、外注ゼロにするまで

8年223点の制作と、内製化への移行

/ 新田 雄三

千葉県八千代市のゴルフスクール KKGA 様の販促物を、2018年から継続して制作しています。ロゴと名刺のデザインから始まり、フライヤー・ポスター・YouTubeサムネイル、 そしてWebサイトの構築と運用まで一貫して担当してきました。

直近はClaudeとCanva MCPを使い、企画から書き出しまでを外注ゼロで回しています。 同じ状態を自社で作りたいスクール・練習場・スポーツ教室の運営者の方に向けて、 何をどう変えたのかを公開します。

8

継続支援

223

制作物の累計

外注ゼロ

現在の制作体制

1. 何を作ってきたか

2019年3月から2026年7月までの累計で223点です。内訳は次のとおりです。

フライヤー 135点
ポスター 6点
YouTubeサムネイル 82点

このほかに、ロゴ(正式版・白版/ai・eps・pngのマスターデータ一式)と名刺4種を制作しています。

ブランドの起点

ロゴそのものから作っています

2019年に制作したロゴが、確認できる範囲でいちばん古い制作物です。 以降の名刺・チラシ・ポスター・Webサイトは、すべてこのロゴと配色から展開しています。

起点を作った人間が、その先の販促物も作り続けている。 単発で外注を挟むと、この一貫性が保ちにくくなります。

新田雄三が制作したゴルフスクールKKGAのロゴ

2. 外注していた頃の課題

A4片面フルカラーのチラシデザインを制作会社に依頼した場合、一般的な相場は1.5万〜5万円です。 月に1回の告知でも、年間では18万〜60万円になります。

  • 1枚ごとに制作費が発生する
  • やり取りの往復で納期が延びる
  • 社内で作ろうとしても、デザインのハードルが高くて着手できない
  • 修正のたびに追加費用と待ち時間が乗る

3. 金額よりも大きかった変化

費用の話は分かりやすいのですが、8年やってみて効いたのは別のところでした。

ゴルフスクールは、直前の予定変更が起きやすい業態です。 天候、参加人数、コースの空き。外注していると、その変更のたびに費用と待ち時間が発生します。

すると「直したいけれど、また頼むのも申し訳ない」と、我慢するようになる。 告知を1本増やしたいと思っても、見送るようになる。

内製に切り替えると、この判断そのものが消えます。 思いついたときに出せる。集客への効果としては、削減額よりこちらが大きいと感じています。

4. この業種に特有の勘所

対象レベルを書かないと、申し込まれない

ゴルフは実力差が数字で見える競技なので、参加者は「自分が場違いではないか」を強く気にします。 上級者は初心者向けの会に行きたくない。初心者は上級者に混ざるのを恐れる。 どちらも「行きたくない」ではなく「行きづらい」です。

実際に使い分けてきた区切り方は3種類です。スコア(100切り・95切り・110切り)、経験(コースデビュー前・初中級・上級者)、属性(女性限定・親子)。 とくに「100切りレッスン」のように目標スコアを見出しに置く形は、対象を絞ると同時に得られる結果も伝わるので効率がいい。

新規向けと既存会員向けは、混ぜない

新規向けの主眼は不安を取り除くことです。道具がなくても大丈夫か、初めてでも浮かないか。 既存会員向けは相手がすでにスクールを知っているので、「今回は何が違うのか」だけを伝えます。説明が長いほど読まれません。

141点のチラシとポスターを振り返ると、圧倒的に多いのは既存会員向けでした。 スクール経営では、新規獲得より既存会員の稼働を上げるほうが売上に直結しやすいからだと思います。

企画は毎回考えず、型を回す

技術別の単発レッスン会(バンカー・パター・アプローチ・飛距離)、ラウンドレッスン、周年記念コンペ、季節企画。 この4つを回すだけで年間の告知は埋まります。ゼロから考えないことが、続けるための条件でした。

チラシの作り分けについては、記事のほうで詳しく書いています。

ゴルフスクールの集客チラシの作り方

5. 現在の制作体制

ClaudeとCanva MCPを組み合わせ、企画から書き出しまでを外注ゼロで回しています。 ただし全部をAIに任せているわけではなく、分担を決めています。

AIに任せる

  • 見出しの案出し
  • たたき台のデザイン
  • 日付や文言の差し替え

人がやる

  • 文字組みの詰め
  • 日時・料金の照合
  • 採否の判断

文字が主役の紙面は、いまのところ人が組んだほうが速くて確実です。 ここを正直に線引きしておかないと、途中で破綻します。 実際にCanva MCPで比較図を作らせて、8案すべて不採用にしたこともあります。

Canva MCPで内製化する手順と限界

6. Webサイトまで一貫して対応

紙だけで終わらせていません。WebサイトはMCP経由でWordPressを直接操作して更新しており、 スケジュールの差し替え程度なら制作会社を挟まずに完了します。

更新後は実際の画面を自動で開いて表示を確認してから完了としているので、崩れたまま公開されることがありません。 SEOと構造化データの実装、Googleビジネスプロフィール(MEO)まで含めて対応しています。

7. 同じ状態を自社でつくるには

いちばん多い誤解は、「AIを入れれば作れるようになる」というものです。実際に効いたのは、次の3つを積み上げたことでした。

  1. 1 うまくいった指示文を、そのまま保存する。次回は日時と文言の差し替えだけで済みます
  2. 2 ロゴ・配色・フォントを1か所にまとめる。毎回説明しなくて済むようになります
  3. 3 過去の制作物を日付つきのファイル名で残す。「去年の同じ企画」をすぐ引き出せると、制作時間が変わります

1枚作るのは誰でもできます。難しいのは続けることです。この3つがないと、担当者が変わった時点で外注に戻ります。

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スクール・練習場・スポーツ教室の販促内製化をご検討の方へ

チラシの型づくりから、Webサイト・SEO・Googleビジネスプロフィールまで一貫して対応します。 ゴルフスクールでの8年の実績があります。初回のご相談は無料です。